コアルール
この世界では、嘘をつくことで現実そのものを書き換えることができる。ただし、どんな嘘でも成立するわけではない。
- 嘘とは「まだ成立していない可能性」のこと
- 理由のある嘘ほど成立しやすい
- 同じ嘘を信じる人が増えるほど補強される
- 観測(見られること)で現実は固定される
嘘が、可能性になる世界
嘘をついた瞬間、世界は書き換わる。だけど、この目は忘れへん。
「嘘=まだ成立していない可能性」。そのルールひとつで動く世界で、消えたはずの記憶を抱えたまま戦い続ける少年と、彼が出会う仲間たちの物語。
まだ成立していないものが、
誰かの言葉で現実に近づいていく。
World
この世界では、嘘をつくことで現実そのものを書き換えることができる。ただし、どんな嘘でも成立するわけではない。
世界の嘘に気づいてしまった少年・レイは、ヒカリ、カグラと出会う。世界の歪みを修正しようとする存在に追われながら、三人は嘘の使い方を学び、絆を深めていく。
物語の終盤、この世界そのものが「崩壊した現実を嘘で塗り固めることで維持されてきた」という真実が明かされる。三人の力を合わせた最終技で決着をつける。
新たな世界に舞台を移したレイたちの前に、組織「アブソリュート」が立ちはだかる。彼らはリアライズの力を危険視し、世界の可能性をすべて消し去ろうとしていた。
レイたちは父・ルシアス、魔王と向き合いながら、白亜要塞ネメシスの最深部で「可能性を信じる」という答えを届ける。
Characters
主人公チーム
関西弁の少年。世界の嘘が書き換わっても前の記憶が消えない特異体質を持つ。直感型の感覚派で、自分が信じる嘘を斬撃として現実に叩き込む。第二部でイデアに初覚醒し、更なる高みへ。
元は名前も感情もなかった謎の少女。修正者側の「個体」として生まれたが、自分の意志で逃亡。13話でレイたちに「ヒカリ」と名付けられ記憶と自我を取り戻す。「見えなくても私はここにいる」が信条。
炎・風・氷・雷を操る知性派の少女。嘘の再現性を研究する施設出身で、施設崩壊後に単独行動していた。最初はレイたちを「下手すぎ」と一刀両断する上から目線キャラだが、共に戦ううちに仲間になる。
敵・その他
世界の歪みを「修正」するために動く無機質な存在。感情がなく淡々と「排除」を行う。3話で初登場し、後半では強化版や複数体同時での登場も。配下に追跡個体の群れを持つ。
コレクターの手下となる群れ。単体では弱いが、数と連携で押してくる。後半には「強化型」や複数を融合させた上位個体も登場。最終決戦前夜に500体以上の「下位群」として大軍を形成する。
首のない人影という異形の見た目の幹部。「退屈やってん」と関西弁で軽口を叩く。レイに敗れた際「ええな、それ」と笑って消えた。第二部でノアという本名が明かされ再登場する。
ナイフを使う口の悪い幹部。「遅い」「ちゃんと当てるから安心しろや」が口癖。カグラの四象融合に敗れ「理屈で殴る女、最高やな」と言い残した。第二部でゼノという本名が明かされ再登場する。
淡々とした口調の幹部。黒い光で「見えているという事実」そのものを削り、対象の認識・判断力を奪う知覚特化型。ヒカリの「見えなくても私はここにいる」という存在の再定義に敗れ消滅した。
輪郭が曖昧な人型の存在。崩壊しかけていた世界を嘘で塗り固め維持してきた。「矛盾を消すために矛盾を生む者を排除する」という論理で動く冷淡な守護者。感情はあるが徹底して論理的。
一般人・端役
レイの友人。1話に登場し「そんなことあるわけないだろ」と笑って世界の嘘を受け入れる。書き換わった現実を「当たり前」として生きる一般人の象徴的な存在。
敵・アブソリュート
無口で厳格な幹部。過去にリアライズ暴走事故で村ごと失った唯一の生存者で、「全てを固定すれば誰も失わない」という信念から動く。カグラとの激闘で何年ぶりかの笑顔を取り戻す。
感情を押し殺した冷静な戦闘スタイルの幹部。ヒカリとの戦いで初めて揺らぎ「あなた達のことは嫌いじゃない」と言い残す。イグナへの淡い好意が示唆されている。
かつては「リアライズで世界を幸福にしたい」という理想家だった。暴走事故で大切な少女を失い、少女の遺言「可能性を信じて」を自ら破り捨て、可能性の消去に走る。崩壊する要塞の中で初めて笑顔を見せた。
アブソリュート第一・第二部隊の隊長コンビ。ロッドが壁役、エラスが攻撃役で連携する。ルシアスに剣一本で全攻撃を受け止められ、魔法「ゲート」で塔の外へ放り出された。
元・世界の幹部
穏やかで柔らかい物腰の策士。白髪の優しい見た目に反して「世界を壊す」ことを目的とする。霧で顔を形成できる。第一部で「首なしの斬断者」として暗躍していた正体。ゼノと二人で行動する。
口が悪く軽薄な口調だが、桁外れの破壊力を持つ。黒竜を一撃で仕留めるほどの実力者でノアの相方。第一部では「雷刃(ライジン)」としてカグラに敗れた過去を持ち、第二部で復活を果たす。
要塞・番人
白亜要塞ネメシス第9階層を守る七色の鱗を持つ龍。あらゆる攻撃を反射し、コピーや空間反転を使う。倒される際に「ボスに幸せになってと伝えてほしい」と頼んだ。
大量のリアライズエネルギーを保有する古代竜種。天空からの流星群のようなブレスで全員を圧倒する。アブソリュートも同様に確保を狙っていたが、最終的にゼノに一撃で仕留められた。
アブソリュートがファクトエネルギーで生み出す量産型の戦力。ゴーレムは盾を持つ防衛特化、白竜は要塞内の飼育場から放たれる攻撃特化。要塞攻略の最中に大量出現し、レイ達の前に立ちはだかる。
味方になるキャラクター
フードを被った謎の剣士として登場。リアライズを使わない純粋な剣術と高位魔法の使い手。実はレイの父親であり、20年前に魔王を倒した伝説の勇者。力の代償で家族の元を去っていた。
500年以上前から続く魔物の一族の生き残り。両親を人間に殺され480年間戦争を続けたが、勇者・ルシアスに敗れその言葉で改心。弱体化しながらも「魔物達とまた笑って暮らしたい」という願いのために動く。
Episode Guide
レイが世界の嘘に気づき、謎の少女と出会う。嘘を武器として使うことを覚える序章。
少女の過去が明かされる夜。「私はここにいる」と、自分の意志で力を覚醒させる。
カグラ登場。最初は敵対するが、共に戦ったことで仲間に加わる。
強化されたコレクターとの再戦。「すでに現実や」と三人同時に宣言し打ち破る。
ヒカリが攫われ記憶を消される。名前を取り戻すための戦い。
三人で過ごす束の間の休息。嘘と願いの違いが語られる。
この世界が嘘で塗り固められた現実だったという核心が明かされる。
三人が分断され、幹部三人と一対一で激突する。
大軍を相手取る仲間たちと、黒幕に単独で挑むレイ。
三人が再集結し、終極虚構・現実接続(リアライズ)で黒幕を打ち破る。
新世界での活動が始まる。アブソリュートという組織、謎の男との初接触。
黒竜の祭壇をめぐる攻防。アブソリュート幹部・イグナとリゼが初登場。
勇者の剣を持つ男に圧倒される。ノアとゼノが復活し、流星のオーブを奪取。
弱体化した魔王との激突。レイがイデアに初覚醒し、魔王が仲間に加わる。
カグラとイグナの激闘。過去の真実と向き合い、何年ぶりかの笑顔が戻る。
ヒカリとリゼの戦い。淡々とした仮面の下の揺らぎが垣間見える。
ルシアスの正体が判明。父と息子の激突の果てに和解する。
白亜要塞ネメシスへ。鏡龍ミラヴェルとの激戦を制し最深部へ進む。
工場・研究施設を駆け抜け、13階でボスの過去に触れる手がかり「幸福固定理論」を見つける。
ボスとの決戦で計画が完了し、塔が空中要塞ネメシスへ変貌。王都防衛軍も加勢し、世界を巻き込む最終局面へ。
ボスの過去と、少女が遺した「可能性を信じて」の言葉が明かされる。レイ達の想いが届き、ボスは改心する。
Power System & World Rules
この世界を動かすルールと、力の体系。
嘘を成立させて現実に近づける力。信じる強さ、感情、絆、状況によって威力が変化する。不安定さがそのまま可能性になる。
現実を確定させて上書きする力。明確な認識・論理・定義によって揺らがない事実を作る。アブソリュートが組織的に使用する対抗システム。
リアライズの極致。「成立しないはずの嘘すら成立させる力」。発動時は髪と瞳が虹色に変わり、移動跡にオーロラのような光が残る。
嘘の成立を左右する世界観の法則。この法則を理解することが戦闘の勝敗を直接左右する。
未来はひとつじゃない。無数の可能性が同時に存在している状態。
その中からひとつを選び、結果を先に決めてしまう力。
選んだ結果に「起こる理由」を与え、偶然を必然に変える。
誰かに見られ、認識されることで、その現実が固定される。
使った分だけ何かを失う。強い力ほど、代償は重くなる。
Character Files
主人公三人の詳細プロフィール。本人へのインタビューつき。
明るくてノリが軽い。放っとけない性格で、困ってる人を見ると無茶してでも助けに行くタイプ。普段は適当そうに見えるが、仲間のことになるとかなり本気。
“嘘”や“不確定な可能性”を現実へ近づける力。本人の言葉、周囲の認識、状況によって強さが変化する。
冷静で落ち着いている。基本的に感情を表に出さないが、仲が良くなってくると本当に少しだけ明るくなる。距離を置いて人と接するタイプ。でも仲間のことはちゃんと見ていて、なんだかんだ面倒見がいい。
落ち着いていて大人っぽい。周囲をよく見ており、感情に流されにくいタイプ。普段は穏やかだが、仲間が危険な時は静かに怒る。どこか掴みどころがなく、何を考えているのか分かりにくい時がある。
Relationship Map
ノードにカーソルを合わせる(スマホはタップ)と、繋がりが浮かび上がります。線をなぞると関係性の中身が見られます。
キャラクターにカーソルを合わせる(スマホはタップ)と、ここに関係が表示されます
線は基本「相互の想い」、金の点線だけ片想い方向(リゼ→リィルナ)です。
Words
物語の中で特に刺さる台詞たち。
「俺は――剣を持ってる!!」
初めて嘘を叫び、それが本当に剣として現実になった瞬間。
「嘘は、武器になるって」
まだ名も知らぬ少女が、震えるレイに告げた言葉。
「一人じゃ勝てへん。でもな、二人なら、話変わるやろ」
ボロボロのレイが、それでも仲間の元へ戻ってきた理由。
「私は、“ここにいる”」
名前も感情もなかった少女が、初めて自分の意志で力を選んだ瞬間。
「「「すでに現実や!!」」」
確定していないものを消すコレクター相手に、三人が同時に叫んだ逆転の一言。
「この世界、“楽しい”からや」
世界を守る理由を尋ねられたレイの、飾らない答え。
「ここにいる」「それだけでいい」
世界そのものとの最終決戦、三人の想いが重なった終幕の言葉。
「一人で抱え込むなッ!!!」
全てを一人で固定しようとするイグナに、カグラが叩きつけた言葉。
「あなた達のこと、嫌いじゃないよ」
感情を押し殺してきたリゼが、初めて見せた小さな本音。
「俺は、怖くても自分で選んで、世界を救いたい」
父・ルシアスの「守るための強行手段」に、レイが真正面から返した答え。
「ボスヲセットクシテ、シアワセニナッテトツタエテ」
砕け散る間際、鏡龍ミラヴェルがレイに託した最後の願い。
「未来なんて、分からん方がおもろいやろ」
全てを固定しようとしたボスへ、レイが最後に届けた可能性の言葉。
Extra
本編には登場しない、インタビュー企画専属キャラクターの記録。
明るく距離感が近いコミュ力おばけ。26歳独身。ストーリー本編には一切登場せず、インタビュー企画にのみ現れる作者お気に入りキャラ。裏設定では戦闘は一切しないと言いつつ、アブソリュート幹部全員を瞬殺できる力を持つ。
Play
作品の名場面をベースにした小さなゲーム集です。ブラウザだけで遊べます。
言葉を叫んで戦う対決や、結末がもう決まっている戦いなど、本編の名場面をゲーム形式で追体験できます。今後も少しずつ追加予定です。